#25 トレーニングプログラムを交換して思ったこと

その他

先日testingがありました.10週間のプログラムで

BSQ125㎏→132.5㎏(体重比193%→199%)
BP87.5㎏→92.5㎏(体重比135%→139%)
CMJ 74cm→75cm
という結果でした.(BSQの動画はtwitter: @syn_1009,instagram: @s.shunsuke1009に載っています.)

この10週間は,現在メインで活動している施設の鈴木進介トレーナーとお互いのトレーニングプログラムを出し合って,そのプログラムに沿ってトレーニングを行うという取り組みをしていました.

プログラムの目的は
佐々木:筋力の向上(+体重増加)
鈴木:垂直跳びの記録向上
です.
結果としては,自分の記録は上に書いた通り筋力を向上させることができ,鈴木さんの垂直跳びも58㎝から61㎝に向上させることができました.

やってみての感想ですが,まずお互いにプログラムを出し合うことで”甘え”の文字が消えます.自分で作ったプログラムだと「まーこれくらいは」みたいな気持ちから種目を省いたり,負荷を少し下げたりということがあるかもしれません.しかし,誰かにプログラムを作ってもらっている以上,当然やらないということは許されないのでまずプログラムを”甘え”なしに完遂できます.また,相手の記録を向上させることに当然責任が発生するので改めて人に厳しくなれます.そしてプログラムを作る上で何がベストかを考えるので相当勉強になります.また,相手の作ったプログラムを実施することで自分にはない発想の種目の取り入れ方を学ぶことができます.そのプログラムに対する身体の反応も自分自身で経験することができます.

クライアントや選手にプログラムを提供するのと大きく異なるのは,お互いにおおよそのトレーニング種目を問題なく実施できることと,練習や試合,仕事の都合によってプログラムをプラン通りに進められないという可能性が少ないことかと思います.その点,ベストケースを考えられる分,結果を残さなければならないというプレッシャーも普段以上にありますし,より良い選択は何かを考えるのでより勉強になります.

自分も鈴木トレーナーもプログラムの基本的な組み合わせ(BSQ-RDL,DL-RLの組み方)は大きく違いませんでしたが,パワー系種目の選択や補助種目の取り入れ方は当然異なりました.今回プログラムを実施してみて,特に補助種目の組み合わせや種目選択で色々な変化を起こすことができることを実感しました.当然,反省点も多々あるのでそれは今後に生かします.

ひょんなことからプログラムを交換してトレーニングすることになりましたが振り返れば非常にいい経験になりました.簡単にできることでないかもしれませんが,S&Cコーチとしてお互いにプログラムを作りあってトレーニングするという経験はかなり勉強になるので一度やってみるのも悪くないかと思います.クライアント,選手のプログラムを考える上で非常に役立つ経験ができると思います.次回のtestingは来年の4月頃ですが今度は自分で工夫して強くなる経験をしようと思います.