#13 トレーニングの「紹介」と「指導」の違い

指導者向け

トレーニングを「紹介」するのと「指導」するのは全くの別物です。

フィットネスジムなどで筋肉もりもりの人が話しかけてきて「ベンチプレス」はこうやるんだよって突然教えてきたりする光景を今まで見てきました。また、OBがやってきて高校でやっているトレーニングを後輩に教えることもあるかもしれません。

このような光景をみたとき「んーなんか違うなー」と思うことが多々ありました。

今回は「指導」と「紹介」の2つの違いからトレーニングを「指導」することとは何かについて考察します。


目次

1.「指導」と「紹介」の違いについて

2.「指導」ができるように常に知識をアップデートする

3.まとめ


1.「指導」と「紹介」の違いについて

例えば、「スクワットは、肩幅に足を開いて膝を前に出さないように・・・」とスクワットを教えているとします。「やり方」を教えることはやり方さえ知っていれば誰にでもできます。傍からみるとあたかも指導しているように見えますが、これは「指導」ではなく「紹介」です。

「指導」とは、「方法がわかっているかつエラーが起きる原因がわかっていてその適切な解決策を指示できること」だと考えています。あるトレーニングをして全員がそのトレーニングをできるとは限りません。人それぞれ身体が違うことで得て不得手もあります。「弱いor強い」、「柔軟性があるorない」などで指示した動きができるかどうかも変わります。身体のコントロール苦手でスムーズに指示した運動ができないこともあります。

このようなエラーを見抜きその原因を解決できることが「指導」です。従って「指導」をするためにはそれなりの「知識」と「経験」が必要です。

2.「指導」ができるように常に知識をアップデートする

しかし、どんなに「知識」と「経験」を積んだとしても解決できない問題に出会うことはあります。その時にいかにその問題を解決するか。これも運動指導の難しいところでもあり醍醐味でもあると思います。

解剖学、バイオメカニクス、生理学、時には運動学の知識や自分の経験に基づいて解決策を探していきます。。研究も日々進んでいます。そのような情報を常に入れて「知識」をアップデートし、「より速く、適切に」問題を解決していけるように日々知識をアップデートすることが重要でしょう。

3.まとめ

「指導」ができないのにトレーニングを「紹介」すると、その運動ができたときは良いですが、できなかったと時は選手を混乱させます。「なぜその動きができないのか」原因を突き止めるために、頭と身体を常に働かせ運動指導に携わりたいものです。