たくさん練習するために

選手・一般の方向け

こんにちは、佐々木です。

東京でS&Cコーチとして、パフォーマンス向上を目的としたトレーニング指導をしています。

今日は「たくさん練習をするために」というテーマでお話しします。

トレーニング指導をしていると、ちょっと練習しすぎだなーと思う選手がいる一方で、たくさん練習をするために取り組めることってもっとあるかも、と思うことがあります。

練習は午前午後やったとしても5,6時間でしょう(これ以上やっているなら一度内容を見直してください)。

つまり、1日の中で練習をしている時間よりも回復に当てている時間の方が長いです。

どんな練習をするのかを考えるのも大事ですが、どうリカバリーするのかを考えることも同じように大事です。

リカバリーのメインは食事と睡眠です。

アスリートはよく8時間以上寝た方がいいと言われます。

仕事の関係でそうもいかない人もいるかもしれませんが、時間が短ければ睡眠の質を上げるための工夫をしたり、昼寝の時間を作るなどの工夫もできるはず。

学生であれば試験前はどうしても睡眠時間が短くなりがちですが、試験期間でパフォーマンスを落とさないためにも日々の積み重ねが大事です(そんなこと言われてもなかなかできないことは重々わかっているヨ)

食事は中身はもちろんのこと、できれば食べるタイミングも考えてとる方がベターです。

自炊が苦手という人や無理な場合は上手にサプリメントも活用すると内容は充実するでしょう。

コンビニのご飯を買うとなってもできる工夫はあります。コンビニってよく見るといろんなものが売ってるので。

食事を整えることはお金が結構かかるので、ベストケースを用意し続けることは特に学生では難しいこともあるかもしれませんが、やれることはあるはずです。

この間、選手にリカバリーですぐできそうなこととして
・寝る前のスマホをやめる
・交代浴をする
・起きたらまずカーテンをあける
・8時間寝る
(あと何個か話した気がしますが忘れました。ごめんなさい)

こんな感じのことをやったらどう?と伝えました。

8時間寝る、以外はやろうと思えば今日からできます。

練習内容を考えることは当然必要ですが、その日の疲労は可能な限りその日のうちに取ることができれば、より多くの量の練習をより質の高い内容にすることができます。

是非リカバリーという観点から生活を見直してより質の高い練習ができるよう工夫してみてください。

リカバリーとはややそれますが、コンディションの管理について有料ですが前にnoteも書いています。

リカバリーの方法だけでなく、それに関連して体重管理についても書いています。

体重は食事の量をコントロールする上でも大事な指標です。ただ測り方や管理にはちょっとしたコツがいるのでその辺の詳しい解説もしています。