トレーニングを指導して届けたいもの

その他

こんにちは、佐々木です。

最近、よくなぜ今自分はトレーニングを指導しているのだろうか?という問いを考える機会が増えました。そもそも自分がこの業界に入って、今の仕事を選んだきっかけはなんだっただろうかという問いです。

パーソナルトレーナーはトレーニング指導というサービスを提供してその対価をとしてお金をいただくというシステムの中で活動しているので、いわば「商い」的なことから抜け出すことは不可能です。ただ商売に目がいくあまり、自分の今までの「想い」を見失っては本末転倒です。

「理念」を自分の中で明確にしておくことは重要で、その上で自分のルーツを探るということが必要かと思います。つまり、これまでにどんな経験をして、今の活動をしているのはなぜか?ということを改めて考えるということです。

これまでの自分

自分は小学4年生〜大学2年生までバスケットボールをしていました。その中で、怪我をして満足にプレーができない期間があったことは1度や2度ではありません。その度に怪我をしないためにいい方法がないかを探していました。

大学に入り、ネットサーフィンをしている中でNSCAという団体のことを知り、その中の記事で自分と同じ教育学部を出て、トレーニングを指導している人の存在を知りました。すぐにNSCA-CPT(米国ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)の資格のための教本を買い、少しずつ勉強をし始めました。その時がトレーニングを本格的に学び始めようと思ったきっかけだったと思います。

その後、いろいろな方のブログを読み、トレーニングをしながら膝や腰痛を改善しさらにパフォーマンスを上げる方法があるということを知ります。大学院、スピードスケートアシスタントコーチの経験を経て上京、gs performanceの加賀さんのもとでその方法について学び、今にいたります。

ざっと振り返ると、自分が提供したい価値は、トレーニングで怪我のない身体を作りより多くの時間、選手がプレーできるようにするということです。「膝が痛くて思いっきり練習ができない」、「腰痛で見学している時間が多い」、「怪我は治ったけどすぐ復帰してしまい怪我を繰り返している」など、スポーツ現場には多くの悩みが存在しています。

怪我のない身体作りは、トレーニングによって改善できることが多くあります。だからこそ今自分はトレーニングを指導して、そのような問題を解決すべく活動しています。

想いだけで問題が解決できるほど世の中甘くはなく、指導技術があることは当然です。また、お金がないと生きていけませんから、どのように「お金」の問題を解決するかも当然考えなければいけません。まだまだ解決しなければいけない問題はたくさんあるのでしょう。

最近、トレーニングだけでなく様々な分野の勉強をする中で、自分のルーツを探り、理念をはっきりとさせておくことが大切だとということを学びブログにしてみました。皆さんもよければ一度立ち止まって、自分のルーツについて振り返ってみてはいかがでしょうか?