ウエイトトレーニングのデメリット【やり方を間違えれば失敗します】

選手・一般の方向け

ウエイトトレーニングのデメリットが知りたい
ウエイトトレーニングをやってみたいけど怪我とかしないか不安
身体が硬くなるって聞いたけどどうなの?

「ウエイトトレーニングをやってみたいけど、なんか色々不安です。失敗するリスクとかあったら知りたいです」

こういった疑問に答えます。

もくじ

  1. やり方を間違えれば失敗します
  2. 練習に支障がでます
  3. 失敗しないためには専門家に依頼する

この記事を書いている筆者はトレーニング指導歴8年。現在はパーソナルトレーナーとしてアスリートのトレーニング指導に携わっています。

これまでの経験からウエイトトレーニングのリスクについて解説します。

1.ウエイトトレーニングはやり方を間違えれば失敗します

結論、ウエイトトレーニングはやり方を間違えると失敗します。

重りを使って身体に負荷をかけるので、適切なフォームでできていないと効果がないばかりか怪我をするからです。

自分は大学・大学院を長野県で過ごしました。授業等でトレーニングを学ぶ機会ありましたが、それほど多くの機会があったわけではなかったので、東京の単発のセミナーに通ったり、本で勉強したりしてトレーニングを実践していました。自分なり学びながら実践をしていましたが、高負荷になると膝が痛くなったりすることもありました。

上京しGS Performanceというところでトレーニングの方法を学んでからは膝が痛くなるなんてことはありませんが、やり方を間違えばウエイトトレーニングは身体に有害です。

ウエイトトレーニングは重りを使うので負荷の設定を誤ったり、適切でないフォームで行えば当然怪我をします。大切なのはフォームとプログラム(どんな種目をどんな順番で◯kgで◯回◯セット行うのか)です。この2つが不適切であればトレーニングをしても失敗します。

よくある意見:そこまでフォーム気にしなくても怪我をしないんじゃ、、、

「自分で動画とかみながらそんなにフォーム気にしてないけど怪我していないし、筋力はつくでしょ」と思う方もいるかもしれません。

怪我をしない理由として、もともと身体が強いことや負荷の大小で怪我を防ぐことができているかもしれません。ただ、今は怪我をしていなくても将来する可能性はあります。

SNSでこのフォーム危なさそう…という動画をみることはちょこちょこあります。全然怪我をしないという人も稀にいます。ただ、それはその人が怪我をしていないだけであって、他の人にそのトレーニングが当てはまるとは限りません。「そんなにフォームなんて気にしなくても怪我なんていからいいじゃん」と思う人はそれでいいかもしれませんが、トレーニングを指導している側はそうもいきません。

指導をする場合は怪我のリスクを最大限小さくしながら、効果を出す必要があります。トレーニングで怪我をするのは本末転倒だからです。

自分一人でトレーニングをしていて怪我をしていないのであればいいですが、その方法が別の人に当てはまるとは限りません。トレーニングを指導するときは相手はその1人ではなく、いろいろな身体の特徴を持った多くの人をみることになります。なのでしっかりとした理論に基づき、指導をする必要があります。なんの考えなしに、「とりあえず自分はこの方法で怪我してないしあなたもこれでやってみれば?」とはできません。

だからこそフォームは大切です。

2.練習に支障がでます

ウエイトトレーニングをすると練習に支障がでます

筋肉痛がきたり、トレーニングで身体が疲労するからです。

ウエイトトレーニングをすれば多くの場合筋肉痛がきます。すると大体1〜2日筋肉痛がある状態で練習をしなければならないことになります。当然痛みで動きが乱れる可能性があります。また、トレーニングすれば当然身体は疲労します。そうなると身体が回復するまでは疲労がある中で練習をしなければなりません。ウエイトトレーニングを取り入れながら練習をするのは最初は大変かもしれません。しかし、しっかりと計画されたなかでトレーニングを継続できればトレーニングをすることで様々な恩恵を受けることができます。トレーニングはやれば身体能力を改善することができるとともに傷害を予防できるからです。詳しくはこのブログでも解説しているのでよろしければどうぞ。

>>アスリートはウエイトトレーニングをやるべき【やれば差をつけられます】

よくある質問:筋肉痛ってきた方がいい?

筋肉痛がこないと筋力がつかないんじゃないか?という質問がよくあります。

結論から言うと筋肉痛と筋力の向上には関係性がありません。なので、筋肉痛がこないからといって筋力が向上しないということはないです。となると試合期にはできるだけ筋肉痛がない状態で練習ができた方がいいということになります。筋肉痛をこないようにする工夫も色々あります。試合期に筋肉痛を着にくくするようにプログラムを作ることも重要です。

3.失敗しないためには専門家に依頼する

ウエイトトレーニングで失敗しないためには専門家に指導を受けましょう。

なぜなら、自身の経験だけでトレーニングを始めると失敗する可能性が高いからです。

結局のところ失敗を避ける一番の方法は専門家に指導を受けるということです。これが一番の近道です。指導者にもいろいろな人がいて、ボディーメイクが得意な人もいれば、パフォーマンス向上が得意な人もいます。また、パワーリフティング(いかに重い重りを持ち上げられるかを競う競技)が得意な人もいます。

なので競技のパフォーマンスを上げるためにウエイトトレーニングをやってみたければ、パフォーマンス向上を目的としたジムやトレーナーに依頼する必要があります。

そこでおすすめのジムとトレーナー紹介を紹介します。興味がある方はリンクからみてみてください。ちなみに筆者もパフォーマンス向上を目的とした指導を得意としていますので、ご相談があればこちらから是非ご連絡ください。

1.A SIDE STRENGTH&CONDITIONING:目黒区駒場

2.河森直紀さん:S&Cつれづれ(ブログ)

3.GS performance:門前仲町

4.Real Physical:表参道

5.B.E.A.T:外苑前

ちなみに自分はフリーで活動していますが、主に1と5のジムで活動をしています。ご興味がある方は是非お問い合わせください