おすすめ書籍

コーチやトレーナーの指導者の方や選手
・トレーニングについて勉強してるんだけどおすすめの書籍を教えてほしい。
・バイオメカニクスや解剖のいい本ないかな?

これらの疑問に答えます。

この記事を書いている私はトレーニング指導歴8年。現在はパーソナルトレーナーとして活動しています。大学・大学院ではスポーツ科学について学びました。

これらの経験から各分野でおすすめの書籍についてご紹介します。

・バイオメカニクス

バイオメカニクスの勉強に関する記事もありますのでよろしければどうぞ

>>#39 バイオメカニクスを勉強したい方へ【おすすめの本も紹介します】


バイオメカニクスを勉強するためには必須の1冊です。大学・大学院時代に何回も見直して勉強・研究しました。ただし、全くバイオメカニクスを学んだことがないという方が読むには少し難しいかもしれません。


バイオメカニクスの知見が網羅されています。通読するというよりは、自分が興味がある競技や動作について勉強したいときにその章を読むといった使い方になるかと思います。私も通読はせず、必要な部分を必要な時に読むようにしています。研究がまとまっているので、興味がある分野のバイオメカニクス的研究がどうなっているかを詳しく知ることができます。

こちらもバイオメカニクスの知見が網羅されています。ただ「バイオメカニクス―身体運動の科学的基礎」よりは文量も少なく読み始めやすいかもしれません。バイオメカニクスに必要な力学の解説もあります。

解剖の解説もありますが、主にトレーニングやスポーツ動作でバイオメカニクスがどういきるかが書かれています。他の書籍よりも少し実践的な内容です。負荷のかかり方によって筋がどのように作用するかも書かれています。力学の基礎ができている方は読んでみると面白いかもしれません。

バイオメカニクスは力学がわからなければ理解できません。そもそも物理がわからないという方はこの本で力学を勉強しましょう。かなり解説が詳しいので物理を独学しようとしている方にもおすすめです。

・持久系トレーニング(+運動生理学)

持久系トレーニングに関する知見がまとめられています。インターバルトレーニングや持久系アスリートのウエイトトレーニング、練習計画についてなど様々なトピックがあり、持久系アスリートには必読の1冊といえます。

乳酸がわからなければ持久力は理解できないといっても過言ではないくらい乳酸は大事です。この本は乳酸についてよくわからない方も読めるくらい説明が丁寧で図も豊富に使われているのでおすすめです。スポーツに関わる方には是非読んでいただきたい一冊です。まだ持ってなければとりあえずポチりましょう。

競技別に乳酸をどのように考えればいいのか解説してある本です。少し応用的な内容になっています。乳酸の基本は理解できたけど自分の競技でどう考えればいいか知りたい、という方にお勧めの1冊です。

乳酸についてより詳しく書かれた1冊。より深く乳酸について理解したい方におすすめです。

運動生理学の基本が書かれた1冊。自分も何度も読み返しましたし今でも読み返します。運動生理学の基礎的なことを勉強したい方にはおすすめです。

・解剖学

機能解剖学を勉強するならこれ以上の本ある?っていうぐらいおすすめの本です。高いです。でもそれだけの価値があります。筋肉がどこについているかということだけでなく、どのような動きでどのように筋が関与しているのかを詳しく学ぶことができます。もう一度言います、高いです、でもめちゃくちゃおすすめです。

こちらも機能解剖学の本。機能解剖の基礎的なことについて学ぶことができます。大学時代はよくこの本を読んでいました。

↑の本の下肢編です。

よく起こる怪我について機能解剖も踏まえて詳しく書いてあります。怪我を機能的な面から理解する時におすすめの1冊です。

辞書的に使っていた解剖書です。通読はしていません。必要な時に必要なことを調べるのには重宝します。

筋がどこについていてどのような役割があるかが詳しく書かれています。辞書的に使っていますがかなり重宝しています。他の本よりも比較的値段も安いのでまず解剖を勉強したという方にもおすすめです。

・栄養学

スポーツの栄養について詳しいです。栄養勉強したいんだけどおすすめの本を1冊選ぶならこの本をお勧めします。実践的なことにも触れいています。私も読み直すことは多いです。

一般向けにかかれた本ですが、スポーツにも生きることがたくさん書いてある1冊です。簡単に取り組める食事についても書かれています。

めっちゃ詳しいです。読みやすいです。勉強になります。以上です。

プロテインとかアミノ酸とかBCAAとかEAAについて知りたい方はまずこの本を読むべし。

↑の下巻

・ストレングストレーニング

トレーニング(特にフォーム)についてここまで詳しく書かれた本はないです。ウエイトトレーニングについて勉強した方はまずこの本を読みましょう。

・トレーニング計画・ピーキング


トレーニングを計画する上で抑えておかなければならないコンセプトが満載です。持っていない人は即買って読みましょう。読まない理由が見つからない1冊です。


英語ですが目指している大会で結果を残すために必要な知識が得られます。研究結果についてまとめられており、他の専門書と比較して分厚くはないのでトライしてみることをおすすめします。


トレーニングを計画する上で、強度や負荷設定するのも大切ですが、どのように疲労を回復させるのかも重要な要素です。リカバリーの知見がよくまとめられています。ストレッチって疲労回復の効果あるの?みたいな疑問を持っている人は本書を一読されることをおすすめします。

・その他(プレゼン、論文執筆、エクセル…etc


仕事をする上でエクセルを使うことも少なくないと思いますが、ショートカットキーや関数を知っているのと知らないのでは作業時間に雲泥の差が出ます。この本で作業効率を上げるための知識をつけながら実践を繰り返すと、これまでの作業が爆速で進みます。エクセルに苦手意識がある人におすすめです。


わかりやすい文章を書くためにとても参考になる本です。自分もまだまだですが、参考になることが詰まっています。


論文を書く時のwordの設定などについて役立つことがたくさん書いてあります。行き当たりばったりで書き始めると後で大変なので一読して作業することをおすすめします。